派遣先に転籍の申し入れ
ある日、夜仕事を終えて帰る日に、自分を受け入れてくれた派遣先の役員に声をかけた。
今、転職活動をしているが、今の職場で長く働きたいという気持ちを持っている。
可能であればこちらに入社させてもらえないかという話をした。
すると総務部長に話をするから・・・ということだったが、その日は不在だったので、日を改めてということだった。
その翌日、総務部長と役員の方と3名で話をした。
雇用条件について話をした。
ある程度、会社の情報は持っていたので、それに沿った形の希望を伝えた。
話はとんとん拍子に進み、履歴書を提出してもらえれば雇用条件を提示するとのこと。
さらに翌日、履歴書と職務経歴書を持参して総務部長に提出した。
翌々日、雇用条件の提示があった。
派遣先の会社は、歴史が新しい会社で新卒者が少なく中途が多い。
査定はさぞかし難しいだろうと考えていたが、単純に年齢平均で出したとのこと。
そこに書かれていた金額はある程度、予想していたが、自分にとっては夢のような金額だった。
月給は10万円以上、賞与は2倍以上という金額だった。
「いかがでしょうか?」と総務部長。
もちろん、即決だった。
ただ、問題なのは派遣先と契約のこと。
転籍という制度はあるが、そんなにすんなりいくのかどうかわからなかった。