転職活動をする過程で思いついたこと
派遣先でリーダー職として働きながら、転職活動を続けていた。
今までの派遣先とは違い、今いる派遣先は非常に居心地がよかった。
仕事さえできていれば、誰からも干渉されずに仕事ができる。
派遣を雑に扱う上司もいなければ、部下もいない。
今まで非正規で長年働いて、結構雑な扱いを受けてきた自分にとっては天国のような職場だった。
その状況下で転職活動を続けることに、葛藤があった。
今の職場で今の仕事を続けたいという気持ちと、雇用条件を上げたいという気持ちがあり、天秤にかけた。
そんな考えの中、ふと思い立ったのは、「今の職場で雇用条件を上げることはできないのか」ということだ。
派遣会社とは何度も雇用条件の交渉をしたが、全く聞く耳を持ってもらえなかった。
となると選択肢は1つしかない。
会社を変えること。
まずは、派遣元を変更できないかと、転職活動をしている中で出会ったエージェントの方に相談してみた。
回答は「現実的には難しい」とのこと。
となると、今の職場で働き続けて、雇用条件を上げるには、今の会社で正社員になるしかないと思った。
今の職場の平均年収は700万円以上。
自分の経験年齢であれば、その数字は確実に超えられる。
そして今の仕事も続けられる。
そして決断した。