元非正規社員が40歳で年収800万円を達成した成功体験

30歳で年収150万円の元非正規社員が40歳で年収800万円の正社員になった成功体験を語ります

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

引っ越しを考える

転職して往復5時間の通勤を続けていたが、仕事の量も増えて残業時間が多くなるにつれて、帰宅できないというリスクも出てくるようになった。 帰宅時間も夜の11時過ぎになり、食事をとることもできずに寝るような状態だった。 朝も5時に起床、5時半に家を出る…

通勤に片道2.5時間

転職するにあたって雇用条件もそうだが、もう一つ気がかりがあった。 それは、通勤に片道2.5時間かかることだ。 電車だけで2時間、徒歩を入れると2.5時間だった。 本当にそんな通勤ができるのかという疑問があり、実際に通勤する時間に、シミュレーションを…

悩んだ末の転職

1社内定が出たものの、正直かなり迷った。 仕事の内容は、これまでと同様の電気設計の仕事で問題なく、給与面も問題なかったが、雇用条件が引っかかった。 働くのは大手電機メーカーだが、在籍は子会社かつ正社員登用前提だったものの、2年契約の契約社員だ…

最初の転職活動

広い意味でいえば、自分は何度も転職活動をしているのだが、大学を出てから就職した会社を起点とすると、人生最初の転職活動ということになる。 転職活動をするのに、過去の経歴は役に立たないだろうから、電機メーカーに就職して3年間の業務経歴ということ…

3年目の年収

3年目の年収は460万円だった。 これは階級が自動的に上がったことと、残業が増えたことによる増加だった。 さすがに老舗の上場企業、時間が経過すれば自動的に給料が上がっていく。 だが、昇進試験に落ちたことにより、昇給が停止する可能性が出てきた。 そ…

初めての昇進試験

3年目になり、昇進試験を受験することになった。 2年目に昇進試験の予備試験のような基礎科目の試験に合格し、その後昇進試験を受験できるようになる。 昇進試験は論文と業務発表だった。 評価方法は相対評価のような形で、受験者の中で上位何人かを合格とす…

2年目の年収

2年目の年収は370万円だった。 昇進はしていなかったが、階級のようなものが勤続年数に応じて自動的に上がったためだ。 年齢相応の会社員の収入に近づいた感じがした。 もっともっと上を目指そうと思うようになった。 3年目の昇進試験に受かることが目標とな…

社会人2年目

電機メーカーで働き始めて2年目に大きな転機があった。 会社の経営方針の問題で、部署が統廃合となり、移転をすることになった。 地方都市にあった工場から東京の工場に移動することになった。 移動することは特に問題なかったが、そのころから、人間関係が…

自分の年齢に追いつく

とにかく、自分の年齢に追いつくこと。 人よりも遅く会社員となったので、年齢から考えると低い地位に甘んじることになる。 とにかく仕事の効率を上げて、どんどん出世をして年齢相当かそれ以上を目指したかった。 3年目になれば昇進試験を受けられ、それに…

1年目の年収

会社員1年目の年収は320万円だった。 さすがは老舗の電機メーカー、残業代もしっかり支給、扶養手当や住宅補助もあり、1年目の給料としては満足できるものだった。 前年の年収は150万円だったので、実に2倍の年収アップだった。 ちなみに、高卒後に働いてい…

会社員一年生

大学を卒業して、普通の会社員になった。 普通の人が22歳で実現することを30歳で実現したことになる。 就職したのは老舗の電機メーカーだったので、院卒の人もかなり多く、同期で27~28歳くらいの人はいて、中には博士で30歳くらいの人も2人いた。 とはいえ、…

結婚

就職することが決まったが、そのとき、一つのけじめとして、学生の頃から付き合っていた彼女と結婚することにした。 今まで普通の人と違う人生を送ってきたので、普通の人生を送りたいと思うようになっていた。 結婚して、子供ができて、住宅ローンを組んで…

30歳の時の収入

自分は勤労学生だったので、親から援助されることもなく、自立した生活を送っていた。 収入源はいくつか掛け持ちしていたアルバイトだった。 プログラマ、実験補助、日雇い派遣など。 勉強をしている時間以外は常に仕事をしている生活だった。 学生時代の最…

就職活動

大学5年生になり(そう、二部なので5年生が卒業年)、就職活動を開始した。 幸いなことに工学部の電気系学科だったため、就職相談室には学校推薦の求人票がたくさん来ていた。 ただ、気になるのは年齢。 通常、卒業するのは22~23歳、多少回り道をした人でも2…

授業

普通の大学生ならば昼間に授業を受けて、授業が終わったらサークル活動をするのが一般的なのかもしれないが、自分にはそんな時間がなかった。 仕事と学業の両立だけで精一杯で、楽しい大学生活ではなかった。 電気の授業は難しいが、学べば学ぶほど、知識が…

仕事

昼間の仕事は、実験補助や授業でちょっとかじった知識を生かしたプログラマなどだった。 仕事も学業も充実していて、それなりに楽しかったが、とにかく時間がなくて生活が大変だった。 朝は職場に向かい、夕方7時になると大学に向かった。 9時に授業を終える…

25歳の大学生

3年間の受験勉強のおかげで、念願叶って大学に合格することができた。 高校生の頃の目標だった、工学部、そして電気系の学科だった。 このとき、すでに25歳になっていた。 少し時間がたってしまったけれど、気持ちはあのころのままだった。 大学は二部なので…

受験勉強

大学に進学しようと考えたのは、22歳の頃だった。 高校は進学校だったので、勉強することは苦ではなかったが、もう勉強から遠ざかり4年も仕事漬けの毎日を送っていたので、すっかり忘れてしまっていた。 昼間は仕事をして、夜に1、2時間勉強を続けた。 大学…

大学進学をあきらめ就職

自分は関東の某中核市で育った。 父親は自動車メーカーの社員で、ごく平均的な家庭だった。 ところが、自分が高校生のとき、その父親が脳卒中で倒れてしまい、状況が一変、大学への進学をあきらめて、就職することになった。 当時、姉が大学生で学費を払えな…