最悪の結果に
派遣会社の内定期限が来てしまい、迷った挙句、派遣会社の内定を辞退することに。
あとは面接を受けたメーカーからの回答を待つことに。
結果、そのメーカーの内定はでなかった。
理由ははっきりとはわからないが、希望した年収を出せないことで先方が内定を躊躇したらしい。
現職の退職予定日まであと1週間となり、さすがに焦りが出てきた。
技術者の世界では、キャリアをつなぐことが重視されているので、形はどうあれ同じ仕事を続けたかった。
苦し紛れに選んだのは、一般派遣と呼ばれる3か月単位の契約の仕事だった。
応募し面接を受けたが、なかなか採用には至らなかった。
ここで言われたのが、「能力が高すぎる人は採用されない」という不可解なことだった。
時給制で単価は2500円ほどと、悪くはないが、何しろ契約形態と交通費が支給されないという問題もあった。
非正規で腰掛のような雇用形態にもかかわらず、先方としては長く働いてほしいので、転職できてしまうような人では合わないというのだ。
世の中には、理不尽な考え方があるということがわかった瞬間だった。