会社員
広い意味でいえば、自分は何度も転職活動をしているのだが、大学を出てから就職した会社を起点とすると、人生最初の転職活動ということになる。 転職活動をするのに、過去の経歴は役に立たないだろうから、電機メーカーに就職して3年間の業務経歴ということ…
3年目の年収は460万円だった。 これは階級が自動的に上がったことと、残業が増えたことによる増加だった。 さすがに老舗の上場企業、時間が経過すれば自動的に給料が上がっていく。 だが、昇進試験に落ちたことにより、昇給が停止する可能性が出てきた。 そ…
3年目になり、昇進試験を受験することになった。 2年目に昇進試験の予備試験のような基礎科目の試験に合格し、その後昇進試験を受験できるようになる。 昇進試験は論文と業務発表だった。 評価方法は相対評価のような形で、受験者の中で上位何人かを合格とす…
2年目の年収は370万円だった。 昇進はしていなかったが、階級のようなものが勤続年数に応じて自動的に上がったためだ。 年齢相応の会社員の収入に近づいた感じがした。 もっともっと上を目指そうと思うようになった。 3年目の昇進試験に受かることが目標とな…
電機メーカーで働き始めて2年目に大きな転機があった。 会社の経営方針の問題で、部署が統廃合となり、移転をすることになった。 地方都市にあった工場から東京の工場に移動することになった。 移動することは特に問題なかったが、そのころから、人間関係が…
とにかく、自分の年齢に追いつくこと。 人よりも遅く会社員となったので、年齢から考えると低い地位に甘んじることになる。 とにかく仕事の効率を上げて、どんどん出世をして年齢相当かそれ以上を目指したかった。 3年目になれば昇進試験を受けられ、それに…
会社員1年目の年収は320万円だった。 さすがは老舗の電機メーカー、残業代もしっかり支給、扶養手当や住宅補助もあり、1年目の給料としては満足できるものだった。 前年の年収は150万円だったので、実に2倍の年収アップだった。 ちなみに、高卒後に働いてい…
大学を卒業して、普通の会社員になった。 普通の人が22歳で実現することを30歳で実現したことになる。 就職したのは老舗の電機メーカーだったので、院卒の人もかなり多く、同期で27~28歳くらいの人はいて、中には博士で30歳くらいの人も2人いた。 とはいえ、…